University of scibays

ベイスターズファンの思想の垂れ流し

今季ここまでのベイスターズの感想

早いもので、今シーズンももう40試合程度が消化された。現段階でベイスターズセ・リーグの2位にいる。ここまでの感想を書いていこうと思う。

先発投手陣の活躍にうっとり

今季のベイスターズの大きなストロングポイントはやはり先発投手陣だろう。ここまではセ・リーグ2位となるQS率50%を誇る。

(QS・・・クオリティ・スタート。先発投手が6回を3失点以下に抑えることをいう。)

今季も安定した活躍を見せる今永。やっぱストレートが好き。また、ここまで大車輪の活躍を見せている右腕ニュースターコンビ、平良&大貫。平良の投げる低めの変化球にゴロを打たされる相手打者の気持ちはどのようなものなのだろう。あと大貫の淡々と投げてる感じ大好き。

この三人がまさに柱としてベイスターズを支えている。平良に関してはベイスターズOB、西森氏が活躍の理由に関してかなり面白い記事を書いてくれていたのでぜひ読んでほしい。(西森なつかしい、、、、)

bunshun.jp

濱口も打たれてしまうこともあるが概ね試合を作ってくれていると思う。井納さんも井納はいいのうと言いたくなってしまうピッチングを見せている。DeNAベイスターズの初期からチームを支えてきた男の活躍はやはりうれしい。あとは先日二軍で実践復帰を果たしたベイスターズ左腕兄弟の一角、坂本と不調で二軍調整中の上茶谷の復帰が待たれる。

こうして見ると、近年のベイスターズのドラフトは素晴らしい。上位で指名した投手はかなり1軍で投げてくれている。

野手陣の層、厚くない??

最近思う。主力はもちろんのこと、野手陣の層が厚くなっていると。特に二遊間。活躍できなかった昨年から復活を果たした倉本寿彦。かつて157安打放った男の復活は大きい。流し方向への上手いバッティングが光る。リーグ屈指の守備力を持つ、実は打撃も悪くない柴田。(大好き、ほんと好き)今季何度好守備に助けられたことか。バッティングでも鋭いライナーを幾度となく飛ばしている。正直もっと使ってほしい。代打でもスタメンでも活躍を見せる、長打力のあるユーティリティー中井。二試合連続ホームランには巨人軍の4番も経験したことのある男の意地を見た気がした。安心感の違うベテラン大和。今年はここまで打率3割、本塁打も2本放っている。改めて言おう。FAしてきてくれて本当にありがとうございます!!!!

それぞれが良い活躍を見せている。ここまで内野陣の層が厚いのは近年記憶にない程だ。

それ以外にも、代打に居場所を見つけた苦労人、山下やついに本調子となったイケメンヒットメーカー二世神里、それぞれが光る活躍を見せる捕手陣(光どうしたんだろう、、、)など、全体的な野手陣の底上げがなされているように感じる。二軍にもドラフト1位森敬斗を筆頭とする期待のの若手がたくさんいるので、今後さらなる野手陣の底上げに期待したい。

ヤスアキ、パットンどうした

誤算と言えば、この二人の不調だろう。近年のベイスターズブルペンを支えた男2人である。ヤスアキはツーシームが制球、変化ともにそれほど良くない印象を受ける。悪いカウントにして甘く入ってしまったツーシームを痛打されているシーンは何回も見た。最近では少しではあるがスライダーも投げているようなので、ヤスアキ自身もツーシームとストレートだけで抑えていくスタイルに限界を感じているのかもしれない。いずれにせよ余裕のある場面での登板を通じて、少しずつ調子を取り戻してほしいと思う。

パットンは良い日と悪い日の差が激しい。詳しくはよく分からないのだが、生命線であるストレートの球威や制球が関係しているように思われる。

この二人はやはり毎年多くの試合を投げてきたことによる勤続疲労も大きいのだろう。幸い、石田・三嶋と8・9回を任せられる安定した投手はいる。この二人が安定した投球を見せている間に復調してほしいところだ。

神・佐野恵太

ここまでのMVPを挙げるとしたら僕は迷いなく佐野恵太を選ぶ。誰がこの男のここまでの活躍を予想しただろうか。自分も開幕前はOPS .800を超えてくれれば御の字だと思っていたが、それを遥かに上回る活躍を見せている。

 

.354(1位) 8本 33打点 OPS .975(3位) 

 

ここまでの佐野の成績である。文句の付けようがない。他のチームの4番と比較しても全く遜色のない成績である。開幕前にラミレス監督が佐野をキャプテン・4番に指名したときは誰もが驚いたことだろう。開幕後長く本塁打が出ず、「繋ぎの4番」と揶揄されていたが、最近ではそのような声を全く聞かなくなった。離脱する選手や不振に陥る選手もいるなかでここまで全試合に4番として出場し、調子を落とすことなく打ちまくっているのは圧巻の一言である。

この先不振に陥ることはあるだろう。しかし僕は佐野ならどんな壁でも乗り越えてくれると信じている。なんといってもドラフト最下位指名から努力を重ねてここまで上り詰めてきたのだから。必ずやベイスターズの歴史に深く名を刻む選手になってくれることだろう。

 

今季のベイスターズは優勝できる可能性のあるチームであると思う。この先一筋縄ではいかないこともあると思うが、今季のベイスターズを大きな期待とともに応援していきたいと思う。